MeshLabの話、やっぱりグラボは大事!!

今日、いろいろとWebODMをインストールしようと奮闘していたがなかなかうまくいかず、行きづまっていたので、まぁ、その合間にOpenDroneMapで出力した3DモデルをMeshLabでぐるぐるしていた。

使っているMeshLabのバージョンは、MeshLab_v134BETA_64bit版である。

しかし、最新版はMeshLab2016.12版というのがある。もともとこのバージョンは古いインテルのグラフィックスとは相性が悪いらしく、立ち上がりもしない。私のLenovo m92pもIntel HD 4000?だったかな・・・なのでインストールしてみたものの動いてくれなかった。

そのあとグラボにNVIDIA 1050Tiを導入し、2016.12版をインストールしてみたが、読み込みがあまりに遅くて、旧版のほうがそこそこ快適に使えるので、結局旧版を使っていた。

しかし、今日はいろいろと行きづまっていたので、何の気なしに2016.12版にインストールし直し、じっと我慢のデータロードの後、何でグラボ入れてんのに遅いなかなぁ・・・などと、いつもの見慣れた3Dモデルをぐるぐるしていたら、ふと、違いに気がついた。

解像度が細かい・・・・ということで、新版と旧版で、見比べてみた。

同じ3Dモデル同じ場所ほぼ同じ倍率で拡大し、スナップショットで取ってみた。

いやぁ、びっくりした。こんなに違うんだ・・・というくらい違う。

左が旧版(ソフトウェア)、右が新版(ハードウェアNVIDIA 1050TiのGPUフル活用)である。

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左のようなボケボケが当たり前かと思っていたら、道路の亀裂を見てもらえば一目瞭然。

土木的にいえば、構造物の機能診断に使えるレベルだぜ。

 

両方をタスクマネージャーのGPUの項目で見比べてみると、新版はGPUメモリ4GBytesをフルに使っている。GPUもcopyと3Dを結構使っている。しかし、標準メモリもかなり使ってるな・・・最大32GBytesモデルなので増設しようか・・・

旧版はGPUの項目はピクリともしない。

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ゲームでも3Dレンダリングの能力で見栄えがかなり違ってくるとも聞くので、やはりグラボを使って3Dの表示は、土木屋の視点からも結構ポイント高いというのがわかった。

何を今更・・・だが、反省の意味を込めてこれからは新版のMeshLabを使おうと思う。

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ちなみに、見学とか来られた方に、これを使ってグルグルすると、食いつきが違うんだよね。おぉーーーって感じで・・・

新版MeshLabはこちらからhttp://www.meshlab.net/

旧版は、MeshLab 日本語情報トップページ - OSDN なお日本語情報であって、日本語版ではありません。